ステージで輝くあなたへ

 

 

まちゅパラが終わった。

彼が最後に口にした「ぜったいにデビューしようね。」という言葉に想いを馳せ、人生初めてのファンレターをここにしたためようと思う。

のえまるの論文テイストが好きなので、このブログも論文テイストで3つの文章の繋がりで構成しようと思う。

 

  • ジャニーズにハマったわけ
  • Travis Japanにハマったわけ
  • 松倉くんへのファンレター

 

以上の三部構成で文章を綴る。

あくまでもこれはまちゅパラが終わった直後のこの昂ぶりを記すため、歴の浅いオタクが思ったことをただ連ねるだけの文章である。また、この文章中にはA子とB美という友人が出てくるが、自分かもしれないと思った人は触れないでくれ。頼む。

 

  • ジャニーズにハマったわけ

 わたしはジャニーズのファンになってからの歴は浅い。そりゃもうサワガニがいる川くらい浅い。(この表現って都会住みの人には伝わるのかな。)去年の夏ごろにジャニーズWESTにドハマりし、去年の11月ごろにどっぷりとトラジャ沼に浸かったくらいの浅さである。わたしのジャニーズ沼の始まりであるジャニーズWESTにハマった理由を書かないわけにはわたしのトラジャ沼を書くことはできないので記す。ただ、この話は正直明るい話ではないし、自分でも蓋をしている記憶であるが、まあいいや。

 わたしがジャニーズWESTにハマったのは知る人ぞ知る名曲【間違っちゃいない】のおかげである。もともとこの曲が世に出た2019年1月ごろにジャニーズWESTのオタクの友人A子からこの曲は聴いたことがあった。その当時は全く悩みもないお気楽人間だったので、「ほぅ、いい曲だな。」くらいの感想しか抱かなかった。時がたち、2019年7月にこの曲を聴き、わたしは大泣きした。当時のわたしは職場の人間関係に非常に悩んでおり、毎日世界を呪っていたし自分のことも世の中のことも大嫌いだった。上司には毎日陰口を言われ、上司が「わたし」という人間を勝手に作り出した。それは虚像にも関わらず先輩たちは上司の全ての言葉を鵜吞みにし一切仕事も教えてもらえなくなった。毎日自分のことを生まれてくるべき人間ではなかったと恥じ、精神的なものからくる腹痛などの身体にガタがきていることにも気づかないフリをして働き続けた。そんなとき、偶然べつの友人B美がおすすめしてくれた曲が【間違っちゃいない】だった。以前この曲を聴いたときは全く出てこなかった感情が一気にせりあがり、「もしかしてわたしは間違っちゃいないのかもしれない」とようやく自分を肯定することができた。上司により作り上げられた虚像をもしかすると一番信じていたのは自分で、自分が今までやってきたことは間違っていなかったのではないか、とようやく自分にかかっていた呪縛を解くことができた。そんなこんなで人生を救ってくれた曲【間違っちゃいない】に出会い、この曲の作詞作曲者である重岡大毅沼へとどっぷり浸かったのであった。元来ハロオタを6年・二次元オタを10年以上やってきた人間だったため、沼にハマってからの行動は早かったと自分では思う。すぐに発売されているライブDVDを買い、全公演を観た。なぜわたしはいままでこんなに素晴らしいジャニーズエンターテイメントにハマらなかったのかと少し後悔した。そして、【間違っちゃいない】が収録されているWESTV!はすぐに購入していたもののそのほかのCDは持っていなかったため、すぐに楽天HMV、初回限定版等はブックオフで買い漁った。さらに二次元オタ時代はキャラクターを深くまで知りたいがためにキャラクターブックを買ったり公式プロフィールを熟読したりするオタクだったがために自分の知らない時代のジャニーズWESTを知っている友人のA子に片っ端から映像と雑誌を貸してもらい、彼らのJr.時代とデビューまでの道のり、デビュー後の活動について教えてもらった。偶然なことに身近に関ジャニ∞のオタクもいたため、彼らがJr.時代にバックについていた映像も観せてもらった。ただその友人がジャニーズWESTに詳しくなかったため、あまり意味はなかった。(ごめん。)そんなこんなで晴れて2019年の8月には完璧にジャニーズWESTの沼にどっぷりと浸かったオタクとなった。持つべきものはジャニーズ有識者の友人だと知った2019年の夏だった。そしてここからけんしげという尊い世界を知り、ジャニーズWESTを中心としたジャニーズエンターテイメントの虜となっていった。

 

2、Travis Japanにハマったわけ

 正直言うとトラジャを最初に認識した日は覚えていない。ジャニーズWESTに出会ったときはそれはもう人生のどん底にいたため、救ってくれた恩人として、初めてジャニーズを教えてくれた神さまとして覚えているが、申し訳ないがトラジャのことはいつからこんなにも大好きになっていたかは明確な日付を覚えていない。予想ではあるが、すぐにお金を落としたがるわたしが素顔4~Travis Japan盤~を持っていないことから11月過ぎから沼にいたと思う。ただ、トラジャ自体を知ったのはジャニーズWESTに完璧に沼った2019年夏の出来事である。実は友人B美に2019年7月に【間違っちゃいない】を聴かせてもらうまえにしばらくJr.の話をしていたのである。彼女はSixTONES松村北斗くんのライトなオタクである。本来はNEWS担である彼女だがSixTONES松村北斗くんを見てから虜になったとJr.について詳しくなっていたのである。その関係もあり、「とにかく面白いからJr.のYouTubeを観てくれ!」と言われたのである。【間違っちゃいない】を聴く前だったため、二つ返事でオーケーをした。わたしの精神はボロボロだったがその当時はめちゃくちゃひまで休みの日は一日中YouTubeを観る生活を送っていたため、ひまだし課金しなくてすぐに観られるコンテンツがあるなんて最高じゃんと思ってオーケーした。(7月はジャニーズWESTにハマり毎日ライブDVD等を観ていたため、実際すぐには観ることができなかった。)

 ジャニーズWESTに沼った2019年8月初旬、ふとB美の発言を思い出し、YouTubeを開いた。ちなみに思い出した理由がジャニーズWESTのライブDVDにSnow Man向井康二くんがJr.として出演しており、彼がSnow ManのメンバーであることをB美から教えてもらっていたため、「あ、そういえばこの子Snow ManだかのJr.だよな?」というレベルの思い出し方だが、それは許してほしい。そしてすぐに思い出せたのがSnow Manだったため、YouTubeを観た。最初に観た動画は何だったか覚えてないが、6人だったのでおそらく昔のやつだと思う。まず初めにSnow ManファンとJr.のファンの方々に謝りたいのだが、申し訳ないがそのときはまだJr.には全く詳しくなく、Snow Manがもともと6人グループで3人が加入されたことすら知らなかったため、向井康二くんがいるはずなのにいないのが不思議でYouTube撮影を「休んでいる」だけだと思った。いま思えばなんで「休んでいる」とか意味の分からないことを思いついたのだろうか。YouTubeは面白かった。でもそれだけだった。わたしはまだそのときジャニーズWESTに沼ったばかりで新たな沼を増やすことも怖かったし(ハロオタ時代の推しが芸能界を卒業してしまって泣いたことがあったので推しがいなくなる喪失感をもう持ちたくなかった。)Jr.なのにすごいな、くらいの感想しか抱けなかった。

 しかし、そんなわたしに大きなニュースが飛び込んできた。【2019.8.8】といえば何の日付?という問いはJr.担をやっている人にとっては1+1=2と同じくらい簡単に答えを出せるだろう。(※この場合、1+1=2ではない等の様々な数学的解釈は求めてないです。)そう、B美からに「Snow ManSixTONESがデビューする。」というLINEがとんできたのだ。デビュー組であるジャニーズWESTに沼ったばかりのわたしからしたら「へぇ~おめでとう。」である。しかもジャニーズにハマって1か月も経っていないので同時デビューが初であることやデビュー前にファンに大々的に教えられることが珍しいことを知らなかった。余談ではあるが、わたしはある理由がありSixTONES松村北斗くんだけは彼が入所後すぐから知っており、彼がデビューすることは非常に嬉しかった。でも、ただそれだけだった。裏にどんだけドラマがあるかをわたしは全く知らなかったのであった。とにかく彼らがデビューすることを知ったため、彼らを知ることと応援の意味も込めてちゃんとYouTubeを観ることにしたのだ。もうSnow ManSixTONESに沼って沼が増える覚悟はした。このときはまさか自分がTravis Japanというグループにハマるとは一切思っていなかった。

 彼らを知るために選んだ動画はなぜか【グループ横断企画ジャニーズJr.大集合】だった。いま思ってもなぜこの動画をチョイスしたかはわからないし、ふつうに考えたらそれぞれのグループの動画を観たほうがメンバーの名前も個性も覚えられるし、Snow ManSixTONESのメンバーすらもほとんどわからないのに2グループ以外もいる動画を選ぶべきではないと思う。もちろんこの動画を見終わった感想としては「何もわからなかった」である。しかし、このチョイスによってSnow ManSixTONES以外のグループがいることを知り、もしかするとほかのグループも面白いんじゃないか…?という思いを抱かせた。慌ててB美にSnow ManSixTONESの動画のおすすめを聞いた。「人狼と泊まり系」と言われた。両グループの動画を観た。なぜもっと前から観なかったのかと後悔した。面白さが天井貫いていた。そして精神ボロボロだがジャニーズに命を救われたわたしはどうにかしてジャニーズに還元したいという思いがあったため、YouTubeを観ることによって広告代が入ればよいと思い、とにかくSnow ManSixTONESの動画をすべて観ることにした。ただこの時点では沼にハマる覚悟で観たものの全く沼る様子がなく、ほっと一安心していた。また、自担として認識した重岡大毅くんと仲良しであるという情報を得たのでSnow Manの岩本くんには親近感といつもありがとうという気持ちを抱き、YouTubeを観続けた。量は多かったもののとにかく休日がひまだったわたしはあっという間にSnow ManSixTONESYouTubeを観終わった。観終わっても特に【推し】ができなかった。もしかすると重岡くんにハマってすぐだから自分のキャパ的に無理なんじゃないかと思い、2グループのYouTubeを観終えたあとは、ジャニーズWESTparaviで配信していたパパジャニWESTを必死に観ていた。このときにジャニーズ横断企画等も観ていたため、Travis Japanというグループがあり、シンクロダンスを売りにしているということを知った。でも全く沼る様子もなく、YouTubeすら観なかった。

 しかし、転機はどこにでもある。2019年秋にB美と旅行をしたのである。彼女とわたしは性格が似ており、とにかく家にいたいという出不精である。旅行先でも案の定持ち前の出不精を発揮し、近所のスタバに行き17:00にはホテルに戻り、だらだらするというあり得ない旅行時間を過ごした。ホテルに戻ってからは2人でおすすめのYouTubeを見せ合ったりテレビを観たりとだらだら過ごした。このとき、テレビで少クラがやっており、ひまだからという理由だけで2人で観た。それは20周年蔵出しヒストリーだった。そしてそこにはJr.のYouTubeで大集合していたグループがみんないた。このときにはSnow ManSixTONESのメンバーのことは完璧に覚えていた。ただ、Travis Japanの姿だけなかった。なぜかTravis Japanの名前を強く覚えており、このときは強く引っかかった。B美に「なんかダンスすごいグループいるよね?」と聞くと「トラジャのこと?これにはいないみたいだけど、そんなに気になるならYouTubeでも観れば?」と言われた。そうだ、すぐに観られるコンテンツがあると思い、観た。とりあえず適当に、と思って選んだのが【ヌルヌル相撲】だった。もしかするとこのグループはやばいんじゃないかと思った。もしかすると、もしかするんじゃないか…?と不安を覚えたが、B美がSixTONESのオンナなのでとりあえず旅行中は2人で何回もズドンをやった。旅行から戻るともうわたしの頭の中には【Travis Japan】が大きな文字で書かれており、脳内を占領していた。あろうことかジャニーズWESTの枠を小さくしようとぐいぐいくるほどだ。このままだとわたしの小さな脳みそではジャニーズWESTのことを忘れてしまう。ジャニーズWESTのことを忘れるくらいなら沼を増やして別のお部屋を作ってあげたほうが賢明だと思い、その日からTravis JapanYouTubeを観た。ついでに少クラも観た。不安は的中した。わたしは見事にTravis Japanの沼の入り口に立った。でもまだ完璧に沼に浸かった状態ではなかったと思う。どうしても彼らを応援し続けたいと思った。迅速なオタクなため、すぐに情報局に入った。CDとライブDVDを買おうとしたらなかった。Jr.とはこういうものなのだとそこで初めて思い知った。そしてTravis Japanの8.8の心境を語った素顔4発売のインタビューを観た。びっくりするくらい泣いた。Travis Japan盤は発売していなかったものの通常盤はまだ売っていたため急いで予約した。届いてもうだいぶ日にちも経つが、わたしはまだ通常盤を1回しか観ることができていない。彼らのことを深く知らないわたしが語るのもおかしいが、彼らの覚悟と涙を見ることがいまだにわたしには耐えられない。そしてさいきんふと気づいた。あぁ、もう沼にどっぷりと浸かっているな、と。だからわたしは正直いつからTravis Japanのファンになったかがわからないし、好きになったきっかけもわからない。情報局に入った理由も、Jr.のYouTube更新を楽しみにするようになったのも、少クラを見始めたきっかけも全部彼らで、彼らがバックでついたと聞いたキスマイのライブDVDもすぐに買った。(ちなみに最近出たJUMPのライブDVDも予約して買わせていただいた。)どこからがファンかはわからないけど、わたしは気づいたらもう沼にいて楽しい毎日を送っていた。だからTravis Japanのファンになって何日目という日記を書きたいがそれすらも叶わない。だからこの文章を遺すことでTravis Japanにハマったきっかけだけは覚えておこうと思う。そう、わたしは気づかない間に深く深くTravis Japanにハマっていたのだ。

 

3、松倉くんへのファンレター

 Travis Japanのファンになった日付すら覚えていない人間が松倉くんにハマったきっかけを覚えているだろうか。(反語)気づけばわたしはまちゅ沼にいた。ただ昔からわたしが推したくなる人は必ず楽器が弾ける人だった。そして自分の世界を持っていて、少し口下手な人だった。わたしは重岡くんと似ているとは全く思わないけど、B美曰く「自分自身の世界あって、闇深そうなタイプ」であるところが重岡くんと松倉くんは似ているらしい。松倉くんを好きになったきっかけは一切覚えていないけど、気づいたら松倉くんが好きで、わたしはこの子をいちばん応援したいと思っていた。だから情報局に入ったときに好きな人で悩まずに【松倉海斗】を選んだ。正直言うとトラジャのYouTubeを見始めて、メンバーを覚えたときに松倉くんを覚えたのは最後だったと思う。小柄で色が白くて歌が上手な子。それがわたしの覚えている限り最古の彼の最初の印象だった。(矛盾している気がするがニュアンスでわかっていただきたい。)

 そして、ここからは自分が彼を深層心理で好きになったあとからなぜ応援しようと決めたかについて書きたいと思う。なんとなく彼らの個性がわかったあとでYouTubeを観たときに感じた印象が「消えちゃいそう」だった。少し上述したが、わたしは過去に自分がいちばん推していたグループが解散となり、自分の推しは芸能界を引退し、その推しは引退後一切消息を絶っている。もちろん生きてはいるだろうし、彼女自身の夢であったことを一生懸命頑張っていると思う。ただわたしにとって自分が応援していた人、ましてやいつも元気をくれていた人がいきなり消えてしまうことはなによりも怖いことなのだ。特にわたしは推しに対する依存度が異常に高い。かつての経験から自分の中でセーブはしているが今回のジャニーズという界隈は初めましての世界である。ジャニーズ事務所の所属タレントが続々と去っている昨今はなによりも怖い。ましてやJr.という世界である。彼らは一生をここで生きると覚悟してステージに立っていることはわかっている。でも家庭の事情等の抗えないことによってステージから離れなきゃいけなくなったアイドルもわたしはかつて見てきた。だからこそ松倉くんを少し知ったあとに「消えちゃいそう」と思った。しかし同時に松倉くんの見る世界を知りたくなった。顔が好きとか、踊りが好きとか、歌ごえが好きとか、もちろんそれもそうだけど、何よりも彼の世界を少し一緒に見させてほしくて、出来るのであれば彼を応援することで彼の世界をさらに広げるお手伝いをしたいと思った。それがわたしの彼を応援すると決めた理由だった。

 彼ときちんと出会ってかれこれ9か月程度経ち、今日のまちゅパラを終えて思った。「消えちゃいそう」じゃない。もしかするとトラジャでいちばん強いのは彼かもしれない。のえぱらで如恵留くんは「松倉のまっすぐさはすこし怖い」というようなことを言っていた。正直言うと「え?のえままが?」とか甘いことを考えていたが、今日の彼のステージを観て、わたしも怖かった。松倉くんはまっすぐだ。まっすぐでどこまでもピュアだ。そんな彼のまっすぐさは武器であり狂気だった。わたしはファンの立場だから松倉くんのまっすぐさを受け止めることができるが、メンバーにいたら良くも悪くもどう作用するかわからなくて怖いかもしれない。如恵留くんの真意はわからないけど、わたしにもあのまっすぐさの怖さは感じた。あとMCで側転マストでやるうえに無言時間を平然と5分も作るような狂気の人はふつうに怖い。

 YouTubeを始めたてでグループにも加入してすぐの松倉くんは消え入りそうで怖かった。でも今日のまちゅパラを観て、この人はたぶんほかのメンバーが倒れても自分の足でしっかりと立ち上がるんだろうなと思った。それで手を差し伸べるんじゃなくてメンバーが自分で立ち上がれるまで待っていてくれるんだろうな、誰よりも強いなと思った。「8.8という日を塗り替えるんじゃなくて、思い出更新しよう」という松倉くんの言葉選びが優しくて、いまそう思えるのもトラジャといるおかげだと松倉くんは言うけど、トラジャが家族になったのもあなたの強さのおかげです。

 松倉くんの顔も世界一大好きだし、あまり日本語が得意じゃなくてよくパニックになっちゃう喋りも、きれいな歌声も、シャカリキなのに憑依型な踊りも世界一愛しているよ。だからあなたはずっとそのかわいい笑顔で笑っていてください。出会ってくれてありがとう。デビューしようね。